1台のスマホで楽天モバイルとauのSIMカード2枚を同時待ち受け状態にしてみた~DSDS機器~で、2つの番号を持つ

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仕事用のケータイが本当に邪魔。。。

そう思いながらも、お客様からの連絡が来るし。。。ということで肌身離さず会社支給のスマホを持っている世のサラリーマンはたくさんいるのではないかと思います。
私もそんな中の一人です。
そして、取引先の関係で、会社のケータイ回線はauです。これまたクセモノ。。。
そんな環境下で、1台のスマホに2つの携帯番号を割り当てて、同時に待ち受けできましたのでご紹介したいと思います。

プライベートは、格安通話サービス業者で十分だった!

ヘッドライン

格安・高品質な日本のMVNO業者

格安SIMケータイを考えられた方は必ず悩むのが通話品質です。
安い分だけ品質悪いんじゃない?と、良く尋ねられますが、基本的にDocomoやau、SoftBankの回線を借り受けて通信しますので、通話・通信品質は、そのキャリアに準拠すると言ってもいいと思います。
また、通話の品質のもう一つは端末ですから、いい端末を使えばそれなりに良い品質、悪い端末を使えばノイズが入るのは仕方がないところです。
私は格安SIMはこれで3年使っていますが、通話品質が悪いと感じたことは一度もないですね。

MVNO業者はいっぱいありますよ

最近はMVNO業者もたくさん増えましたね。
CMも、メジャーキャリアのDocomo、au、SoftBankのCMは必ずどこかのチャンネルで放送していますよね。
そんな中に食い込みながら、格安SIM提供業者のCMも増えてきました。

CMを大変よく見かけるのは、美人三姉妹が美脚を披露しながら展開しているUQモバイル



こちらのCMもメジャーキャリア並みによく見かけますね。

今回私が選んだのは、楽天モバイルです。



楽天モバイルを選んだ理由は3つあります。

1.もともとがFREETELを契約していた 楽モバにはFREETELと同じ10分かけ放題がある!

もともと、プライベート用のSIMは、フリーテルという会社でSIMを契約していました。
こちらの会社は最小構成月額300円~のプランがあり。使った分だけ課金される(上限が5000円まで)というプランがあり、ほとんどの場合電話もパケット通信も発生しないが年に1~2か月程度出張時などに大きくパケットを使ったりするので、従量課金タイプでかつ、上限があるFREETELを使っていました。
しかしながら、1年ほど前に、このフリーテル者が楽天モバイルに買収、SIM事業は楽天モバイル傘下となりました。
最初のうちは現状のプランなどを維持してくれていましたが、徐々にそのプランも解体されてきて、いよいよ支払額に影響し始めました。
かつ、そろそろFREETELの契約は打ち切られそうな空気も出てきましたのでこれを機に切り替えることにしました。
また、同じ参加ということで、切り替えの際にもワンクリックでMNPができるような設定がありましたので、ほかのMVNOに行くより簡単かなと思ったため楽天モバイルを選びました。
また、FREETELには10分かけ放題というオプションプランがあり、だれでにでも10分間は料金内かけ放題というプランがありました。
同じようなプランが楽天モバイルにはありました。
もちろんほかの業者にもかけ放題プランはありますが、5分が多くて、10分があってもオプションで月額800円とか1,000円とかというところが多いのです。
その点で言えば楽天モバイルはプランに込で、トータルしてみても少し費用的にもお得かなというところでした。

2.パケット制限がかかっても通信速度が1Mbpsの魅力

楽天モバイルの大きな魅力の一つは、契約プランのバケット利用量に到達した場合、どこのブランドでも同じですが、パケット通信速度に制限がかかります。
ほとんどの場合は128kbpsに落ちます。128kbpsというのはISDN回線の速度ですw
ブロードバンド全盛期の今の時代に、128kbpsは、メールを受信することもかなり苦痛を感じる速度です。
その点楽天モバイルは上限に到達しても、1Mbps(通信が込み合う時間帯は1Mbpsは出ない。)の通信速度が出ます。
1Mbpsといえば、ADSLで、ちょっと環境が悪いところの場合、1Mbpsも、出るか出ないか。。。といった速度で、これは、メールのチェックやLINEでテキストデータのやり取り、Facebookやツイッターを見る程度であれば十分使用に耐えれます。動画を見ると、ちょっととぎれとぎれ。。。といったところでしょうか。
ほとんどパケット通信も使わない私にとっては十分すぎる通信速度です。
SSHで、サーバーにログイン出来ればほとんどの場合事は足りますので。。。

3.楽天ポイント~SPU~で、ポイント2倍加算

楽天市場でお買い物、楽天証券で積み立て投信、そして楽天銀行口座、私はほとんどのものが楽天グループを使っていて、楽天市場でのお買い物の際にはSPU(スーパー・ポイントアップ・プログラム)が、すでに8倍になっていました。
楽天モバイルを契約するとさらに2倍追加されます。いつでもお買い物がポイント10倍になりますw
どうせどこかのケータイ会社と契約するのなら、楽天モバイルが無難だろうという判断に至りました。
おまけに、この先代金の支払いはポイントからも支払いが可能です(自動的にポイントを使う設定もできる)。

端末は…DSDSで、薄くて小さくて安いやつを…

と、大変わがままな要求ですが、DSDS(SIMが2枚刺さって、その2枚とも電話を待ち受けできるタイプ)のケータイがほしかったのです。
さらに、auとDocomo回線の2つを同時に待ち受け可能な。。。ま~ないよな。。。と思いながら探したらありましたw

[amazonjs asin=”B077SYLR89″ locale=”JP” title=”ASUS ZenFone4 MAX ZC520KL【日本版】ブラック【正規代理店品】(オクタコア/3GB/32GB/トリプルスロット/DSDS/4,100mAh) ZC520KL-BK32S3/A”]

こちら、楽天モバイルで購入した場合は、もう少しお安く購入できます!

このモデルはSIMフリー携帯の中でも特に、カバーが広い端末で、au回線もDocomo回線も行けます。
私が目指すモデルに最も近い端末でした。
そして、安いw
9月のスーパーSALEでもらった17,000ポイントで、ほとんど端末代金が払えてしまいますwポイントが使えるのもありがたいですね。

契約を進めて端末が届き、SIMをぶっ挿して・・・あれ・・・うまくいかね?

まず最低限プライベートのSIMの方は、FREETELの契約もさることながら、端末が壊れてしまって再起動ループに陥ることが出てきたので早急に端末を切り替えなければいけないことがあったのでauが本当に使えるのかどうか・・・は、最悪ダメでも仕方がないということにして、端末自体の容姿は嫌いじゃないし、必要な機能はついてるしだったので、即座に楽天モバイルを契約いたしました。
何がすごいって、翌日には届くんですよねw

MVNOの凄いところ、MNP番号の発行がWEB上で!

キャリア変更のことをMNPというのですが、これがメジャーキャリアの場合大変面倒くさいんです。
以前プライベートのSIMキャリアはauでしたが、MNP番号は、KDDIに電話しなきゃもらえませんでした(3年前当時はそうでした。今はどうなのか知りませんが。。。)。
で、電話したらMNP番号を発行してくれるのですが、ついでに窓口のおねーさんにいろいろ聞かれます。

  • なぜ転出されるのですか?お金の問題?品質の問題?みたいな。
  • では、こんなプランを提供できますがやっぱりとどまりません?
  • 端末安くするクーポンあげるからとどまりません?
  • どーしても出られるのならKDDI資本のMVNOのUQモバイルにしませんか?

と、早く切らせてくれよー、向こうにも電話しないとなんだよーみたいな気分にさせられました。

そのMNP番号が、FREETELは、WEB上で発行・確認ができました。
窓口をほとんど持たない格安SIM業者は基本WEB上で完結するようにしているのでしょうから、当たり前のように番号を発行できます。
そして、楽天モバイルの方の受け入れは電話をしたら機会が相手をしてくれて、MNP番号をダイヤルすると、ハイ転出完了でした。

あれ。アンテナ来ないよ?

さー。これで、少し時間が経過したらプライベートの方はSIMが動くようになるはずです。
30分前後でプライベートSIMは、電話をかけて受けてすることができました。カンタン!
普通ならこれで終わりです。
が、今回はDSDS端末を買いましたので、会社のケータイSIMを2枚目のSIMにぶっ挿して、スマホ1台持になる夢が目の前まで迫りました。
事前に確認してあったので大丈夫ですが、今の会社のSIMもZenforce 4 MaxのスロットもnanoSIMです。だから入れるだけでいけるはず…
だったのですが、イケねー。
やっぱイケねー。。。

いろいろネットで調べたらDocomo、SoftBankは、挿すだけで行けるそうですが、auはやっぱりそういかないそうでした。。。

それで、調べた結果、普通に待ち受けしても、できないそうで、VoLTE通信を確立したら、やっとアンテナが立つそうです。
なぜにauだけはそうなるの?って話だし、VoLTEと、通話って関係あるの?
って話ですが、VoLTEというのは通信網を使って通話する技術で、要はauの場合、普通の通話ではいまだSIMフリー携帯に、完全に門戸を開いてなくて、基本使えません。
逃げ道としてVoLTE通信での通話であればSIMフリー携帯でも行けるという話なのです。
なので、APNといわれるアクセスポイントの設定をしなければいけません。
そしてつぎにでてくるのが、auの方の契約です。
LTE NETというオプション契約と、LTE NET for DATAというオプション契約があります。
前者も後者も大して変わらないオプションなんですが、後者の方は、SIMフリー携帯を契約した場合にはこちらを契約してくれという話になります。
調べたら会社の携帯はもともとauで端末を買っているのでLTE NETの契約でした。なので、for DATAに切り替えれば無難にできそうということがわかりましたので、業者に依頼しました。
が、調べていくと、APNの設定を手動ですればLTE NETの契約だけでも行けないこともないという文献を見つけました。
なので、ダメもとで、その文献に書いてある通りAPNの設定(裏設定らしい)を書いてみると。。。
なんと、LTE NETの契約のままでVoLTE通信を確立し、auのSIMの電話番号でも電話の受け答えができるようになりました。
おまけにVoLTEの通話品質はすごいですねw非常にクリアです。

ただ、こちら、パケット通信が起きた場合、契約下のパケット定額の範囲で通信ができるのかどうかなど今のところ不明なので、APN設定の情報などは記載しません。お調べされたうえで、自己責任の元で設定してください。

ということで、ネット上で調べたら明確な回答が出てなかったのでここに記します。

まとめ

Zenforce 4 Maxで、Docomo回線の楽天モバイルとKDDIのauのSIM2枚を挿して両方の電話を同時に待ち受け可能にできるのかどうかについては【可能】です。
ただし、au回線の方はVoLTE通信でしか待ち受けできないようなので、APNの設定をしなければいけませんが、SIMフリー端末でauのSIMを使うときはLTE NET for DATAというオプションを契約してくれというauのお達しがあります。
そのうえで、裏APNを使って設定すれば、LTE NETというオプションだけでもVoLTE通信の確率は可能で電話も通話可能になるが、利用料金などがどうなるのかは不明です。
設定してしまえば本当に快適で、2枚同時待ち受けができるので、スマホ2台持で大変ストレスになっている方がおられたら、この端末、また、プライベートSIMに楽天モバイルはお勧めできます。

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