
Googleであれ、Bingであれ、楽天市場内の楽天検索エンジンであれ、トラフィックの多い検索エンジンで、狙ったキーワードで上位表示されることは、単純に自社ページへのトラフィック増加、結果的には売り上げ増加が見込めると同時に、広告費の削減、もしくは同じ広告費で大きなパフォーマンス増を狙うことができることにつながる。
だからこそ、SEOのSPAM行為が厳しく取り締まられる今の時代でも多少なりともSEO対策的な要素は意識する必要があるのは間違いない。
それは、上位表示されることによる売り上げ増への期待だけではなく、SPAM行為とみなされないために。。。という意味合いでも、ある程度知っておく必要はあるだろう。
SEO対策とは
ヘッドライン
SEO対策というのはGoogleのようなロボット型検索エンジンプログラムに対して、自分のWEBページが、そのページを代表するキーワードによってGoogleなどの検索結果で上位表示(1~5位以内)を目指すために、WEBページの改修を行ったり(内部要因対策)、外部の要因を強くして相対評価点数を高くしたり(外部要因対策)する対策のことを言う。
SWAT分析を行って現在の企業の位置づけを確認し、今後に向けてどのように経営を行っていけばいいかを考えるものに近いものがある。
評価基準や評価の要素、順位決めプログラムは各エンジンによってさまざまだが、考え方の部分は共通する部分も多いため、現在最もトラフィック量が最も多いと思われるGoogle検索エンジンを中心に対策を行うことで最大のパフォーマンスを引き出すことができると考えられる。
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具体的にどんな対策を行うのか
多岐にわたるので一言では言えないが、例えば、【バッグ】を販売しているサイトがあったとする。このサイト内のページすべてに1文字も【バッグ】というワードが織り込まれておらず、【かばん】というワードでサイトが構成されていたとする。
このサイトが、Googleで、【バッグ】というワードで順位を問わないが、どこかにランクインすると思うだろうか?答えは<<NO>>である。なぜなら、バッグというキーワードが0だから、検索エンジンもバッグというワードでたとえ1000位でもランクインさせることはほぼないだろう。常識的に考えてわかる話だ。
では、サイト内すべての【かばん】というワードを【バッグ】に置き換えたとしたらどうだろうか?その他の要因も絡むので順位はわからないが、どこかにランクインしてくる可能性は、十分出てくる。
簡単に言えば、これが内部対策だ。
これにプラスして、ワードの含有率がサイト内全ワードの中で1位にでかつ、○○%前後の含有率であるべきであったり、<h1>タグや、<title>タグなどで囲まれているワードなど高評価につながるタグ内で使われているワードであるかどうかなど詳細はきりはないのだが対策すべき項目はたくさんあるだろう。
これらを、ある程度対策することで、サイト全体、そして、末端ページにて、上位表示されたいキーワードを決定し、そのワードで強調されたサイトを作ることで検索エンジンに伝えるのだ。
そうすることで、まずはランクインする可能性を作り上げる。
その次は外部からの要因により、人気のあるサイトであることをアピールする必要がある。
これがうまくいくと、上部で示したワードに関して、例えば【バッグ】というワードを一切入れていないサイトなのにもかかわらずなぜかランクインしているケースが外部要因による加点にてランクインしたと思われるものだ。
外部要因の基本は被リンクである。
被リンクというのは自前ドメインではないドメインからのリンクをもらうことで簡単に言えば点数がもらえる制度だ。
とあるアイドルグループの人気投票、総選挙に似た意味合いを持つ。
被リンクは、CDを購入した時についている人気投票券のようなものでCDを何枚購入したかが、その人(サイト)のもつパワーであり、CDを購入した枚数分人気投票に投票できるわけだ。
10枚購入すれば10票を投じることができる。応援している人に投票するがごとくサイトも同じだ。
サイトの場合、CDのようにお金を払って投票枚数を増やせるわけではなく、そのサイトが持つ人気パワーに準じて相手に提供できる点数も違う。
ようは、Yahooのように国民的人気を誇るサイトから直リンクされた1つのリンクと、昨日作ってアクセスが0の人気も何もないサイトからの1つのリンクは重みが違うということだ。
その外部の要因をある程度つけつつ対策を行うのだ。
内部対策・外部対策は時代によって技術的な骨子が違う
当たり前といえば当たり前なのだが。。。Googleの検索エンジンの仕様が変更になれば昨日までつかえたSEO対策が通用しなくなる事がある。
例えばつい少し前まで、リンクは何でもいいからたくさんつけばつくほど評価された時代から、被リンク元の品質が低い場合、リンクされた先のサイトの評価も下げるという風にGoogleの評価基準が変わった。この仕様変更で倒産や、業務閉鎖したSEO業者がたくさんある。
先述の通りこの仕様変更により、悪質なSEO業者(Googleから見た場合の悪質)は、ほとんど淘汰された。
だからといって、今残っているSEO業者がすべて善良で優秀であるとは言えないが。。。いまだに裏技を使って上位表示しようとする業者もたくさんある。
昔は、キーワード含有率など気にせず少しでも多くキーワードを埋めていけば評価されるとか、H1タグとタイトルタグさえ気を付けていればいいとか結構雑な対策でも上位表示されたものだが、今はそうはいかないのだ。そのような対策をしたいのであれば時代時代のアルゴリズムを読み解きそれに沿ったサイトを作ることになるが、いったいGoogle屋さんなのか、マーケティング会社なのかわからなくなるだろう。
最新のSEOは?
現在私は、SEO対策をサービスとして提供していないので細かい技術情報は全く知らない。
しかし、検索エンジンで上位表示されることに価値があると判断されてから今に至るまで一つだけ変わっていないものがある事だけは知っている。
これは検索エンジンの根幹にかかわる話だから今後も変わることはないコンセプトであろう。
検索エンジンで上位表示されたいなら検索エンジンはなにを求めているのか知ればよい。
なぜGoogleが、これほどまでに検索エンジンアルゴリズムを見直し作り直し、アップデートのたびにSPAMリストを更新し続けるのか。
答えは簡単である。
検索した人が望んでいるであろうWEBページをより上位表示できるように日々改善している
のである。
これは、今後も、検索エンジンが存在する以上、優秀なコンテンツをより上位に表示することでページを探している人に優秀なコンテンツにすぐたどり着けるようにしてあげたいという考えは変わらないであろう。
これを逆に考えれば一番のSEO対策はそのワードで最も優秀なコンテンツを作れば自然に上位表示される”ハズ”なのである。
ライティング能力は、今からでも金になる能力である
結論はこれである。
人を集めることができる文章、いわば、Googleが評価してくれるであろう分を作ることができる人はそれだけで能力と認められるのである。
コピーライターとは言わない。WEBページは無制限に文字を書けるのである。
たとえ読み切るのに半日かかるほど長い文章だったとしても、意図が明確に簡潔に伝わるものであればGoogleは優秀なコンテンツと認めてくれるはずなのである。
これを認めずしてGoogleなどのロボット型検索エンジンの開発が止まることはないので、いつの日か、本当に優秀な記事は認めてもらえる日が来るはずなのである。
なので、貴方が今からSEOのためにやれることがあるとしたら、Googleがどんな文章を優秀なコンテンツとして認めているのか、様々なサイトを見て知って理解することほどの近道はないのである。
これが、自社商品の販売ページであれ、SEO会社の社員であれ重宝される能力である。
案外と、文章を書く、人を惹きつける文章を書くというのは本当に難しいのである。
自分のライティング能力、どれほどの物なのか、簡単にわかる方法
最初から書けるような天賦の才を持った人も世の中に入るのだが、この能力、実は日々経験を積むことで能力はつくのである。
やるかやらないかはあなた次第。
やり方は簡単。
今から新しくTwitterアカウントを作る。
要はフォローもフォロワーも0である。
フォローはせずにつぶやきを頑張る。
ハッシュタグもできるだけつけない。
文章を140文字以内で書くのがツイッターのルールのなので、このルールに従って140文字以内の文章(何でもいい)を書き続ける。
RT(リツイート)を100件もらえたツイートを3件書けたら、WEBページのライターとして合格とする。
この練習の重要なポイントは、考え抜いて1件ツイートするというのも大事だが、数をこなすことも大事だ。
何のテーマでつぶやくのか、どんな書き方をするのがいいのかなど考えつつ、数もこなすことが大事だ。
さて、どうだろう。貴方は何件目のツイートで達成できるかな?天賦の才を持つ人なら3件目で合格だろう。
達成した時、おそらく世の中で受け入れてもらえる文章の書き方が少しわかってきているかもしれない。