
ブログ記事を見てもらうために必要な7つの項目
ヘッドライン
ブログ記事を作っても作っても、まったくみられることがない。。。
書くいう私もそうですが、ある時にやたらとツイートやいいね!をもらう記事を【たまたま】書いてしまいました。
その時に『自分も成長したものだ』と、ほくそ笑んでいたのですが、その後書いてきた記事は軒並み読まれません。
いまだにたった一つの記事だけが読まれほかの記事は読まれない始末。
そこで、冷静になぜ【読まれたのか】、なぜ【読まれないのか】を分析し、読まれる記事を作るための7つの方法を書いてみました。
ただし、ここに大事な条件があり、【たくさんの方が興味を持つであろう】内容を書く必要があることは忘れないでください。
自分の生活の日記などのプライベートな内容は、貴方が有名人にならない限りは読まれることは少ないはずです。
こんなこと、思ったことはありませんか?
ブログを開設した当初は、自分の知っている知識や技術を誰の制約も受けず、思い切り公開してみんなに教えてあげよう。
そして、そうやってみんなに見てもらえばアクセスも増えていくはず。。。
結果的に、そのアクセスが大きくなれば広告収入も入ってきて、みんな幸せになれるはずだ!
でも、実際は誰も見てくれない。。。
いやっ。見てくれさえすれば絶対評価される内容なんだ。。。
そういいながらも、アクセスが5~10程度あるはずです。
でも、その5~10が伸びていく気配がない。。。
そういう方に読んでもらいたい記事となっております。
字や絵、写真ばっかり
最も重要なのはバランスです。
文章ばっかりの記事がダメなわけではありませんが、少しは図や絵、写真が入っているほうが読みやすいに決まっています。
また、写真ばかりの記事は写真を見ないとわからないようなものの紹介であれば仕方がないですが、ブログという性質を考えると、写真や絵だけの記事というのはそもそもなぜ記事にしたのかわかりません。
バランスよくそれでいて、必要なところに必要な挿絵や必要な映像があることが望ましいのです。
この記事のように手法を説明するような記事の場合、各説明項目ごとに、何かの視点から見たらどういうことなのか評価しているような注釈記事があると絵だけを眺めていけば、閲覧者本人がもっと読み込む必要がある内容かどうかが整理しやすくわかりやすくなるはずです。
写真や絵は意味があるものを
意味がある絵や写真を差し込んでいくことで、字ばかりの説明をほんの少しでもわかりやすくする効能があります。
なので、わかりにくくなりそうなところ、難しくなりそうなところに、意味を持った絵などを差し込むことで読みやすくなるでしょう。
▲参考記事
ブログ記事をもっと読んでもらうための、画像の効果的な使い方
記事の裏付け資料(記事)がない、薄い
記事を書いていくときに、なぜそう考えるのか、なぜそうなっていくのかという説明を書いていくことが多いと思います。
その、【なぜ?】というのをひも解くのは実は本当に難しいのです。
逆に言えば、その難しい【なぜ?】をわかりやすくひも解くことができれば「いいね!」と感じてもらえるので各ソーシャルメディアで評価されていくのです。
【なぜ】を裏付ける資料の精度が高ければ高いほど、『信頼のおける高品質な記事』と捉えられ読み手もロボット型検索エンジンも評価してくれることでしょう。
文章のオリジナリティとか、いろいろSEO的な要素はありますが、何より説得力の納得力はその記事の信頼度につながります。
自分の書いた記事の信頼度は自分以外の方で、同じようなことを述べている賛同者を集めていくことにつながっていきます。
○○だ。○○です。の混在
これは、国語的な意味合いで基礎中の基礎ではあるのですが、じつはなかなかできない事でもあります。
記事の冒頭は、○○です。○○ます。という丁寧語で書いていた記事が、途中から、○○だ。○○である。といった言い切り帳の文章に代わっていく。。。
なぜだかこれが起きやすいのです。
次項に細かいことは書きますが、下書きをしない・それによって文章作成後に確認をしないことから起きることです。
現在の主流SEOがどのようなものか詳しくは知らないのですが、過去には、たくさんの内部ページ(同一ドメインのページ)を持つことで多少のSEO効果が表れたことから、高品質なページをたくさん作るより、ある程度の品質(日本語で書かれているといった程度で中身の理解度は別)のページを大量作る方が効果があると考えられていた時代があったため、文章自体の統一感がなくてもいいとしてきた方が多かったこともあります。
しかし、時代は変わり、みんなが気付き始めたことは、SEO対策で上位に表示されたとしても、閲覧してもらったページが【しょぼい】ページだと、けっきょく成果にはつながらないということです。
文章構成【起承転結】がない(下書き・ドラフトを作る)
これは、決してブログに限ったことではなく、プレゼンテーション資料や講演会などで講師として演台に立つときでも同じことですが、記事→物語に【起承転結】がない文章は読み手側として苦痛なのです。
ブログは日記みたいなものなのだからそういう基本から逸脱してもいいじゃないか。とお考えの方もおられると思いますが、【日記】としてブログを書いているのならそれでかまいません。ただし、読んでもらいたいのであれば【日記】ではいけません。
読んでもらうという時点で日記ではいけないです。【物語】であり、プレゼンテーションです。
『日本人』が違和感を感じず読み進めることができる「ストーリー」の流れが必要なのです。
※なぜかけなかったのか。。。下書きがないからである
ブログになると、突然ストーリー立てた文章が書けなくなる方が結構おられます。(と、言う私もそうですが。。)
それはなぜなのか。答えは簡単で、「下書きを書かない」からです。
最近のブログは、記事をネット上で容易に書くことができます。
ブログのプログラム自体に、ワープロのような文字の修飾機能も付いているのでそのまま場当たり的に書いてしまいます。
ある程度の文章量を書いたら思わず更新!としてしまいがちなのです。
しかし、読まれる記事を書く方はまずこのような記事の書き方をしないのです。
ドラフト、いわゆる下書きをワープロソフトなり、メモ帳なりで書きます。
物はなんでもいいのですが、必ず下書きという作業を行います。ブログソフト以外でです
なぜなら、ブログソフト以外のソフトで入力した文章なので、その後、コピー&ペーストなりでブログに落とし込んでいくわけですが、この作業をやることで、コピーする前に確認しようとする人間の習性が表れやすいのです。
一度でいいので、試しにワープロソフトでいったん記事を作成してみてください。
おそらく、その文章がどのくらいの品質(精度)で現在自分が書いているのか、どの文字を強調し、どこに絵を差し込むとわかりやすいのかなど手に取るようにわかると思います。
また、自然に、書き終わったら、なぜか上から下まで何度となく読み直すはずです。
そうすることで、上から下までの文章のつながりを何度も確認することにつながり、またそれによってどこがわかりにくいのか、どこに参考文献があればいいのかということに思考が巡るはずです。
趣旨が明確か
上記とも関連してきますが、1記事に対してテーマは1つです。これは約束事と考えて守ってください。
複数のテーマがあるのであれば複数の記事を作って、関連するのであれば記事同士をリンクしてください。
テーマが1つであれば記事を書くときの文章構成の整理や画像・絵もどこにどんなものを差し込めばいいのかわかりやすくなります。
閲覧者側としても、1つのテーマで1つの記事であれば、タイトルや説明文、文章の冒頭で対象者などが書かれていれば読み進めるべきか少し違うから別のものを探すべきなのかわかりやすくなります。
このような記事があなたのブログ内にたくさんたまっていけば、閲覧者はあなたのブログ内でぐるぐると廻ってくれるようになっていきます。
「このような配慮のある方のブログなら、自分が探しているテーマの記事があればわかりやすいだろうな」と、自分たちで思考を補完しながらめぐってくれるのです。
趣旨に対して順を追って書かれているか
その趣旨に対しての順番というのは、【起承転結】とはまた違う、文章の中で何をどのときに出してあげるのかというものです。
商品紹介のページなどの場合、値段が先なのか、スペックが先なのか、色が先なのか、大きさが先なのかということです。
誰しもが商品自体を知っているような商品であれば何を見て購入を判断するのか。。。というと1も2もなく値段です。
たとえば「iPhone5」の新品を販売しているとします。
あなた独自の商品ではないので、本物であればどこで買っても同じなはずです。
スペックは大体わかっている方も大多数です。
であれば、気になる、店によって違うものと言えば【値段】くらいのものです。
そのようなものであれば最初に値段を持ってくる方がいいでしょう。
しかし、値段はほとんどどの店でも大体同じくらいである可能性も高いですよね。
そうなると貴店と他店の違いは何でしょう。
サービス?おまけプレゼント?キャッシュバック?
何が違うのかは店によりますが、その「違い」を強調しない事にはその他のライバル店と同じで最後はえいやっで決められてしまいます。
明らかに貴店が一番お得であることを訴える順番を考えましょうということです。
商品ではなく、この記事のように解説記事のようなものの場合、趣旨に沿った順番かどうかというのは、趣旨がありその趣旨に沿ったポイントをリストアップし、上から下に読み進めることで戻ったり先に進んだりをしなくても済むような順番です。
順逆が変わっても影響がない場合は知ってもらいたいと考える重要度の高いものを上に持ってきた方がいいでしょう。
その記事の中で重要なものが上にあればあるほど、貴方の訴えたいものを見てもらえやすいはずです。
新しい視点かどうか
ロボット型検索エンジンが一つの方針として掲げていることの一つが高品質な記事かどうかという判断です。
現在、ロボットは、文章がオリジナリティ性が高いか否かという判断を第1弾の判断として持っています。
要は、コピーした内容では下手をするとスパムという扱いを受ける可能性もあります。
記事を自分で書くというのはここに重要性があります。
また、ロボットに、高品質なオリジナリティ性の高い記事と思われるため。。。だけではなく、新しいものの考え方であると、人間が感じることは、同じテーマであっても違う視点から見た解説というのはオリジナリティ性が高いわけです。
現在私はロボット型検索エンジンは【もはや人である】というくらいに考えています。
だからというわけではありませんが、私はお客様にアドバイスをする際には、「この文章は人が見てどう感じることを想定して書いたのですか?」という質問をよくします。
たいてい、この質問を投げられたお客様は、「人じゃなくて、ロボットを意識して書いた」と答える人が多いのです。
私たちは、この【検索エンジンのロボット】を意識した時に、「人が見る」ということを忘れてしまいがちなのです。
私が考える最高のSEO対策は、「人が見て納得のできる記事を作ること」だと考えています。
その、納得のできる記事というのは、ほかの人が気付かなかった新しい視点から記事を作ることに尽きると考えています。
ただし、それは、【奇抜なアイディア】ということを言いたいのではなく、同じ趣旨でもこういう見方で考えるとこうなりますという、見方を変えるという意味ですので間違えないようにしてください。
まとめ
ブログ記事を書くことには2種類の考えがあります。
あくまで自分自身への備忘録がてら見られなくてもかまわないという考えのもとで公開している考えの方と、たくさんの人に自分の知識や経験を広く知ってもらいたいという考えの方の2種類です。
どちらでもないというブログももちろんありますが、そのブログは申し訳ないですが高品質なブログになることはまずないと考えてください。
なぜなら、文中にも書きましたが趣旨が定まっていない時点でその品質は高いとは言えないからです。
今回の記事は、後者の【広く知ってもらいたい】と考える人が記事を書く際に最低限気を付け中ればいけないことを書きました。
基本的には中学生レベルの国語力と作文能力で記事を作ってくださいということと、わかりにくくならないために、絵や写真を話に沿った形で差し込んでいきましょうということを書きました。
そして、そのために重要なのは【下書き】から、記事を興す癖をつけることで、結果的に自分で文章をチェックする癖がつくはずですという流れで書きました。
ぜひ、記事を書いても見られないとお悩みの方はご一読くださいませ。