HTMLメールとHTMLファイルを添付した場合の違い

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メールマガジンなどを発行する際にHTMLメールを送ろうとしたら諸問題発生

ヘッドライン

今まで、私自身は無駄に容量を増やすHTMLというものに対して否定的だった。
今回、どうしてもそうしないと送れない内容のメールマガジンを創刊してほしいという依頼で仕方がなく取り組んだ。
取り組んだといっても、実際は画像ファイルなどはWEBサーバーにアップロードし、外部参照する状態で作ることにした。
なので、HTMLメールといっても、HTMLソース自体は20KB程度のもの。
なので、たいしてメールサーバーも受信側も圧迫することはないだろうと楽観視していた。

実際はソースデータの配信だが、認識される容量は如何に。。。

今回送信したいのはある団体に所属している会員全員に会員だけに送るメールマガジンだ。
内容としては内向けの面白おかしく楽しい内容のものにした。
全員に発送する前に、編集委員だけのメーリングリストにテスト送信してみた。
そのメールマガジンの発送容量制限は10MB。
私の見解では、ソースファイルは20KB程度なので、許容範囲内だと認識していた。

しかし、実際は送信できなかった。帰ってきたエラーメールを見ると、送信容量が30MBほどになっているとのこと。
これは、外部参照している画像などをすべて含んだほどの容量だ。
これでは、容量制限を緩和するしか方法がなくなってしまい少し困ってしまった。

次善の策であるHTMLファイルを添付する方法ではどうだろうか。。。

最悪添付すればいいよね。と、委員と話をしていたのを思い出した。
そこで、添付ファイル形式にしてメールを送信してみたところ、メール容量は30KBほどと、メールの文面と添付ファイルの容量のみのカウントだった。
もちろん外部参照はHTMLタグの分野であり、開けばインターネットへ接続されている限りは画像も表示される。

まとめ

HTMLメールを送信する際、メールの容量としては外部参照して呼び出しているファイルサイズもカウントされているようだった。(すべてがそうとは限らないが少なくともこの環境ではそうだった。qmailメールサーバー、mailman)
添付ファイル形式にして送信した場合はメール文と添付ファイル自体の容量しかカウントされなかった。
そういわれれば大手ECサイトから送信されてくるHTMLメールとか、SEO会社がガンガン送ってくるHTMLって考えてみれば重い。
HTMLは、外部参照していても重いのだ。
それがわかっただけでもめっけもんだった。
あまり客には勧めないようにしよう。

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