
PDFデータの契約書などをもらったけど、編集できないから手書き。。。
そんなときの解決ソフトがGIMPです!
PDFデータは、だれでも閲覧できるリーダー(AdobeReader、その他多数閲覧ソフトあり)が無料で提供されていることからも、ほとんどの文書ファイルはPDFデータにしてお送りするのがビジネスマナーの一つになっています。
そのデータがたとえCADデータであろうとも、PDFファイルにしてしまえばCADソフトの入っていないお客様にも図面データを見てもらうことができます。
その反面、編集ができないので、修正を依頼したいときや、そのままエンドユーザにお渡ししたいけど、会社名や見積価格を修正しなければいけない時や、契約書ファイルなど、手書きの必要のないところはパソコンで書いておきたい。。。そういった場合にPDFであることが非常に面倒であったりすることもあります。
Adobe社には、Acrobatという編集ソフトはありますが、非常に高価で、ちょっと修正したいということがたまにある程度の方の場合なかなか手が出ません。
ほんのひと文字修正したい!
そういった時にお役に立つのがGIMPです。
GIMPは、画像編集ソフトですが、PDFファイルを開くことができます。
開く際に、画像データとして開いてくれるので、その画像データの上から文字を乗っける、不必要な文字を消すということが容易にできます。
GIMPで、商品写真を切り抜く!
最近、大手ショッピングモールが画像の背景を白にしなさいという指定を徹底することを明言しました。
また、商品写真を撮影した際に、どうしても背景が映り込み、商品が浮き出ないなどのお悩みを非常によく聞きます。
そんな時、もちろんPhotoShopやillustratorを利用して画像を切り抜いたりするわけですが、切り抜き程度ならGIMPで十分可能です。
パンフレットなどで使うために背景を入れ込んだ画像を簡単に白抜き画像に!
上記の画像は、パンフレットやチラシなどに入れるために背景を入れ込んだ画像を撮影しました。
その後、ネットショップで販売しようということになったのですが、なかなか白抜き写真を撮る機会がありませんでした。。。
うまく白抜きで抜き出し、さらに輪郭をGIMPのぼかし機能でぼかすことで、うまく商品写真が編集できました。
ちなみに私は画像処理に関してはド素人もいいところ、下手をすれば一般の女性のほうが上手なのではないかというくらい苦手ですが、その私でも、1時間もかからずに処理できました。
いろいろ使えるGIMPですが、無料で公開されているソフトですので、とりあえず入れておかれることをお勧めします。
注意!ダウンロードする際のサイトにご注意を!
GIMPは無料公開されているソフトで、オープンソースといわれるものです。
そのソフトをインストールためにダウンロードする際のダウンロードサイトにご注意ください。
中にはインストールする際に、不必要なほかのソフトを強制的にインストールするソフトを提供しているサイトがございます。
つい最近問題になったBidu IMEなどはそういった、無料のソフトをインストールする際に一緒にインストールをしてしまうことで自分のパソコンに入り込んできます。
中にはほとんどウィルスといってもいいような、削除もまともにできないようなソフトが強制的にインストールされることもありますのでご注意ください。
私が示した窓の杜はおそらく大丈夫だと思いますが、インストールの際にはご自分で確認してください。