
メールマガジンは発行部数より、開封数が重要!
ヘッドライン
たとえ何万部発行していようが開封されなければまったく意味がない。
逆にたった100部しか発行していなかったとしても、全員が開封してくれるのであれば効果は大きい。
メールマガジンは開封されて読まれて初めて意味があるのだ。
今回、ある団体でメールマガジンを発行してほしいと依頼を受け、私がその担当となったためだ。
メルマガ担当の責任者と話をしていて、一抹の不安を覚えたので、統計などを知っておかないと、検証した時やる前とやった後だと効果的だったのかどうなのかがわからなくなりそうだと思ったからだ。
思わず開封したくなるのはメールタイトルにインパクトがあった時
あるリサーチ会社のアンケート結果によると、メールマガジンで開封してしまうのは【インパクトがある、興味をそそるタイトルが付けられているとき】である。
実に8割の方がタイトルで開封するかしないかを決めている。
これは、裏を返せば、印象に残らないタイトルをつけていると、実に8割の機会損失だ。
なので、中身の前にタイトル付けに大変な労力をかけても損はしないわけだ。
今回はどんなタイトルが印象に残るのかということは詳しく書かないが、インパクトがあるタイトルは
- 数字が記載されていること(成約率●%UP!・アクセス■倍!・私はこれで○○万円儲けています・etc…)
- ゴールが明確なこと(1000人中700人が5kg以上の減量成功!など。。。)
- 気になって仕方がなくなる切り方(私はこれで100万円得した。。。など。。。)
というような、定型のタイトルではいけない。定型タイトルはサブタイトルにしたほうがいい。
開いて見える範囲で興味をそそらないと読んでもらえない
開封してもらうときに、8割の方がタイトルで興味を持つのであれば、見てもらいたい方に訴えるタイトルをつけることで8割の見込み客に見てもらえると考えられる。
しかし、次のステップとして、開いてもらっただけでは意味がなく、内容を”見て”もらう必要がある。
その点に関しても、あるリサーチ会社でアンケート結果が出ていた。
7割以上の方が、見える範囲で興味をそそれば内容を読むというアンケート結果
見える範囲、もう少し狭めると、初見で興味をそそれば読むのだ。
WEBサイト運営上よく言うことだが、”3秒の法則”というものがある。
これは、開いてもらって3秒間で何を訴えることができるのかで、コンバージョン率に大きく影響するという格言にも近いものだ。
最近のWEBサイトたちを思い出してみよう。
ほとんどの場合開いたら大きな画像が出てきて、ベネフィットや効果を明確に提示している画面が初見で見れるようになっているものが多いかと思う。
これは、3秒以内に、【この商品(サービス)を購入してもらえたら、どういう効果や成果を手に入れることができるのか】、この商品の意味、本質を端的に明確に示すことで本当に必要な方に続きを読ませるためにこういう作りになっている。
いわゆるキャッチコピーといわれるものだが、コピーライターが書いたものだけがキャッチーなわけではない。
先述の、【●人中▲人が5kg以上の減量に成功!】などは、見事なキャッチコピーだ。
このページに書かれているダイエットは、○○割の方が成功していると誰でも理解できる。
真剣にダイエットを考えている方にしてみたら興味がある。
メールマガジンの場合は、そのマガジン内で1つの商品だけをピックアップして紹介することもあるかもしれないが、ほとんどの場合、マガジン(雑誌)形式で、いくつかの記事等を掲載しているはずだ。
初見で・・・というのは、その記事中、最も誰でも気になる記事のタイトルや毎回掲載しているコンテンツ『パターン化しているもの』の中で最も人気の高いものなどを初見で見ることができるようにする。
その後、今回のメルマガの見出し一覧というか、目次というか、ほかに何が書かれているのかわかるようにしておくことで、初見で目に留まって、その記事なり画像なりを見た後は必ずその延長上で目次まで見てもらえる。
その中で気になったもの、近いものがあればまた読んでもらえる。
こういった小さなことでも積もり積もれば100人も1000人も違ってくるのだ。
メルマガ発行に対して効果を感じていない発行者はぜひ参考にして組み合わせやタイトルを変更してみてもらいたい。